Quarticelloについて
2001年、エミリア=ロマーニャ州モンテッキオ・エミリアに造り手ロベルト・マエストリの情熱から生まれたドメーヌ。
ランブルスコといえば甘口の大量生産ワインというイメージですが、ロベルトが目指すのは、そのイメージを静かに覆すこと。
ランブルスコ各品種をはじめ、マルヴァジア・ディ・カンディア、スペルゴラ、マルボ・ジェンティレといった土着品種の本来の魅力を引き出すことを、
創業当初から一貫した使命としています。
ヴァル・デンツァに広がる畑は、粘土質と砂礫が混じり合う豊かな土壌を持ち、有機農法とビオディナミ農法の原則に従い、生態系への敬意を忘れずに管理されています。
農薬は一切使用せず、病害対策には銅と亜鉛のみを用い、天然の有機物による施肥を行います。
醸造においても純粋な果実表現を最優先とし、自然酵母による自発的な発酵のみを行い、清澄も濾過もなし。
スパークリングワインは、エミリアの伝統に従い、冷蔵保存したモスト(果汁)を使って瓶内で自然に二次発酵させる古典的な手法で造られます。
ロベルトのワインは、食べることと楽しい時間のために造られた、シンプルで滋味あふれます。




当主のロベルト・マエストリが2001年に設立したワイナリー。
化学薬品や添加物を使用しない昔ながらのワイン造りを行なってきた祖父の影響で、ロベルトさん自身も同様のスタイルでワインを造っています。
畑はアペニン山脈の麓、自然派ワインの生産地として知られるヴァル・デンツァにあり、すぐそばに同じ名前の川が流れている場所。キレのある酸のワインはそんな川の砂利のおかげなんだそう。土地に対する尊敬を持ちながら、土着の葡萄栽培と醸造学を学び、学位を取得したロベルトさんは、ワイナリーが始まってから現在に至るまで、栽培と醸造両方の全ての管理をしています。
そんなロベルトさんが造るワイン、「デスピナ」や「フェランド」といった人物名が冠されているワイン名が目を引きます。
どちらもモーツァルトのオペラ『コジ・ファン・トゥッテ』の登場人物です。ロベルトさんは特段オペラに詳しいわけではないようですが、何十年も前、ある女の子に誘われてレージョ・ディ・パルマ劇場に観に行ったのがこの作品。そのオペラに誘ってくれた女の子こそが現在の奥様なんだそう。
なんとも素敵なエピソードです。
ロベルトさんが選曲してくださった10曲、冒頭を飾るのは『コジ・ファン・トゥッテ』。1曲を選べなかったであろうロベルトさんに代わり、WineBoxのほうでテノールのフェランドが歌う1曲をセレクトさせていただきました。
続いていく楽曲たちのほとんどがイタリアのアーティストたちによるもの。
ワインの味からだけでなく、耳からもロベルトさんの空気感を感じ取ってみてくださいね。