手摘み収穫、発酵 野生酵母による自然発酵
ステンレスタンクで約16〜18か月シュール・リー（澱とともに熟成）

白い花、洋梨、グレープフルーツなどの爽やかな香り。
口当たりはやわらかく、ふくよかな質感（ややオイリーな印象も）。
石灰由来の塩味やミネラル感があり、後味にしっかりとしたキレ。
酸味と丸みのバランスがよく、清涼感のある余韻が長く続く。

やさしくも芯のある1本。

ル・ジョン・ブランは「アペラシオンの規格」よりも「その土地の真実の味わい」を重視しています。
たとえAOC（原産地呼称）を名乗れなくても、“誠実なワイン” を造ることを選び、あえて Vin de France でリリース。

フランク・パスカル氏は次のように語っています。

「ワインは“造る”ものではなく、“生まれる”もの。」

そのため、畑での仕事を重視し、セラーではできる限り手を加えない方針をとっています。
熟した果実を丁寧に収穫し、そのポテンシャルを最大限に引き出すスタイルです。