地元の黒ブドウ5品種を9月中旬に収穫し醸し後プレス、ピジャージュを施しながらセメントタンクで発酵、セメントタンクとステンレスタンクで熟成しました。

黒みあるガーネット色、ブラックベリーやカシス、イチヂクやプルーンのアロマを感じます。
骨格のしっかりとしたフルボディで果実味よりもタンニンが先に感じられアフターに完熟ベリーの香りが口中に拡がります。

（インポーター資料参照）

スペイン北西部に位置するガリシア州・リベイロの女性醸造家。大学在学中にワイン造りに連れ夢中になった彼女は下働きから始め、醸造長にまで上り詰めた努力家。その後、大きな企業型のワイナリーやアパレルメーカー資本のワイナリーで醸造以外の部門でも活躍。

その後、リベイロにワイナリーを構え、小さな自社畑と信頼できる生産者から買い付け醸造を始める。非常に湿度の高い産地で病害が多い為、最低限のボルドー液、農薬散布を行っている。しかし、その他の殺虫剤、除草剤、化学肥料は不使用。丁寧にブドウの栽培を行ってもらうため、通常の3倍近い代金を支払っているのだとか。

彼女の目指すのはリベイロならではの混色混醸。また、SO2アレルギーの彼女だからこそのSO2無添加ワインの醸造も視野に入れ、日々、研究に余念がない。